LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)は、マレーシアのマレー半島西海岸、セランゴール州スレンダに最先端の太陽電池モジュール工場を新設しました。
LONGiは2016年に初の海外生産拠点としてマレーシアのカリマンタン島・サラワク州クチンに、業界で世界初の垂直統合型単結晶シリコン太陽電池生産拠点をつくり、単結晶シリコン・インゴットからウェハ、セル、モジュールまで一貫生産を行ってきました。今回新設したスレンダ・モジュール工場の第1期(年間生産能力2.8GW)はLONGiにとってマレー半島部では初の生産拠点になります。第2期(同6GW)も着工しており、将来的には同8.8GWに拡大し、従業員数は2000人以上になり、地域社会に雇用機会を提供するだけでなく、マレーシアが東南アジアにおいて持続可能なエネルギーの供給国となることにも寄与します。
第1期開所式及び第2期着工式には、マレーシア・国際貿易産業省代表のダトゥク・バーリア・モハド・タミル氏、在マレーシア中国大使館の経済商務部公使参事官である孫淑強氏などの要人、アジア太平洋地域の多くのパートナーやメディア、そしてLONGiからは副社長である李文学が出席し、この記念するべき瞬間に立ち会いました。
マレーシア・国際貿易産業省のダトゥク・バーリア代表は、開所式で、マレーシアの持続可能な成長への揺るぎないコミットメントを強調し、「マレーシアが世界の貿易と産業の中心的な拠点となるべく、イノベーション、持続可能な発展、技術力を推進するビジネス環境を作りたいと思っています。本日、LONGiスレンダ・モジュール工場の開所式が行われ、持続可能な発展というビジョンに向けたLONGiとの協力関係の進展を目の当たりにしています。世界の太陽光発電市場が大きく成長する中、マレーシアがグリーンによる再生の最前線にいることは大きな誇りです。」と述べました。
LONGiの副社長である李文学は、同社の事業拡大の取り組みを強調し、「マレーシアの東部に続き、私たちは今回、セランゴール州スレンダの新しい生産拠点によりマレーシアの西部にも拡大しました。この生産拠点拡大のプロジェクトは、地域経済の発展を推進するだけでなく、マレーシアが持続可能な発展の目標の実現を加速させ、アジア太平洋地域の脱炭素化の取り組みをリードするというビジョンにも寄与するものです。マレーシアの強力な国際物流、優秀な人材、そして持続可能性を強力に推進するマレーシア政府の姿勢を踏まえ、私たちはクアラルンプールにLONGiのアジア太平洋本部を設置することも決定しました。これはマレーシアの生産拠点と販売体制の連携を形成し、相乗効果を発揮してアジア太平洋地域におけるLONGiのブランド力をさらに高め、お客様により良い品質の製品とサービスを提供します」と述べました。
世界的グリーンエネルギー技術企業としてLONGiは引き続き、太陽光発電産業の発展を先導して世界のグリーンエネルギーへの転換を推し進め、国連の2030年までの持続可能な開発目標の実現に貢献してまいります。
LONGiについて
2000年に設立されたLONGiは、世界有数のソーラーテクノロジー企業になることを目指し、完全なシナリオのエネルギー転換のために、顧客主導の価値創造に注力しています。
LONGiは、「太陽エネルギーを最大限に活用し、グリーンな世界を構築する」というミッションの下、技術革新に専念し、モノシリコンウェハーセルとモジュール、商業・産業用分散型ソーラーソリューション、グリーンエネルギーソリューション、水素機器の5つの事業分野を確立しています。同社は、グリーンエネルギーを提供する能力を磨き、最近では、世界のゼロカーボン開発をサポートするグリーン水素製品およびソリューションも採用しています。 www.longi.com/en
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