LONGi、スウェーデンでの企業間協業を拡大

グローバルニュース
2023.4.18

世界トップの太陽電池モジュールメーカーである LONGi (ロンジ、本社:中国西安市)は、スウェーデンの太陽電池設置業者であるアプリリス社(Aprilice)およびセネルギア社(Senergia)とのパートナーシップを拡大しています。 両社は、LONGi の最新技術を採用した製品を世界先行で導入しました。LONGiが2022年11月に新しい「Hi-MO 6」モジュールシリーズをリリースした直後、世界の初の導入例として北欧市場にモジュールを輸送され、現在、2社によってストックホルムの住宅市場に設置されました。

アプリリス社のCEOであるCheng Jingwei氏は「私たちは引き続きHi-MO 6新製品を導入し、LONGiとのコラボレーションを拡大していくことを考えています。Hi-MO 6製品は1.7 x 1.1 メートルという軽量でコンパクト構造になっており、変換効率は2%~3%大幅に向上しています。また、HPBCセル技術を採用したことで、目立つ銀色のバスバーがないことにより、外観の美しさを兼ね備えた製品になっています。 さらに、この新技術により劣化率は25% 減少し、長期的信頼性も期待できます」と述べています。

セネルギア社が設置した初の Hi-MO 6 住宅用プロジェクトは、425Wの太陽電池モジュールを28 枚備え、設置容量は11.9kWpになり、年間約12,000kWhの電力を生み出しています。 スウェーデン消費者エネルギー市場局によると、典型的なスウェーデン家庭の年間電力消費量は20,000 kWhで、当該プロジェクトを通して約60%の電気需要をカバーすることができます。Hi-MO 6最初の納品を受けた住宅所有者からは、次のようなコメントを述べられました。「私たちにとっては、信頼性、パフォーマンス、デザイン、そして価格は、太陽電池モジュールを選定において考慮する重要な要素です。 LONGi製モジュールがオプション提案として出されたとき、これらの要素は全て満たされたと感じました。」

北欧太陽光発電市場の指数関数的な成長

スウェーデンは、実装の技術進歩におけるリーダーシップ以外に、2022 年に太陽光発電設置容量は前年度より2倍拡大しました。2021年の500MW から昨年度の1GWまで伸び、スウェーデンの合計太陽光発電設置容量は2.6GW に達しました。2030年まで、北欧諸国トータルで13 GW近くの太陽光発電システムを増設する予定です。

【ロンジ・グループ(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について】

2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 www.longi.com/en

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