LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)の太陽電池モジュールの新製品「Hi-MO 6」シリーズが、先行的にスウェーデンとフィンランドの住宅用太陽光発電システムに導入されました。Hi-MO 6シリーズは2022年11月に正式に発表した、LONGiが世界の分散型市場専用モデルとして初めて設計開発したモジュールです。
「Hi-MO 6」が先行導入されたスウェーデンとフィンランドは、極端な低温のためにしばしば地域社会や中小企業が電力需給のひっ迫に直面しています。スウェーデンでのこの住宅用太陽光発電への導入事例は首都ストックホルムにあり、「Hi-MO 6」シリーズの中の「Hi-MO 6 Scientist」モデルの54セルクラスタイプモジュールが採用され、設置容量は15.48kWで、この家庭の電力需要を満たすことができます。フィンランドの事例はヘルシンキにあり、設置容量が4.3kWで、同じく54セルクラスの「Hi-MO 6 Scientist」モジュールが設置されています。
スウェーデン、ストックホルムの住宅太陽光発電への「Hi-MO 6 Scientist」設置事例
この「Hi-MO 6 Scientist」モデルは、住宅用太陽光発電向けに設計開発されたハイエンド製品であり、バスバーなどの電極が無い独特なおもて面の外観デザイン、そして黒曜石の様なフルブラックで自己主張が少ない外観により、ミニマリズムな北欧哲学にも適合しています。発電に関しては、このモジュールは新技術HPBCセルを採用しており、太陽光の吸収量と共に変換効率や出力が大幅に向上し、更に低照度条件での発電能力も向上し、また、温度係数と出力劣化の抑制も改善されました。
フィンランド、ヘルシンキの住宅太陽光発電への「Hi-MO 6 Scientist」設置事例
ストックホルムやヘルシンキ、そしてそれ以外の地域でも「Hi-MO 6」モジュールは、より優れた出力を求めるお客様にとって理想的なソリューションであり、LONGiは継続的な技術と製品の革新を通じて、世界中のお客様に可能な限り最高の体験を提供し続けることをお約束します。
ロンジ・グループ(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 www.longi.com/en
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